電脳世界のアフター5に女性はいない

大学がつまらない。

いや別に仮面浪人してるからつまらないとかそういった理由ではなくつまらないのだ。理由はとても明白であり、経済学という学問に対して全く興味が持てないからだ。

入る前には「経済学を学んでみてもいいかな」というモチベーションは少しであるが存在したのである。経済学という学問に対して全く興味がないわけではなかったし、実学としての学問の方が興味があったのもまた事実だ。しかしながら、授業を受けてみて思ったことはただひとつ、「つまんね~~~~~」ということだけだ。ミクロもマクロもいあだに実学的な要素はほとんど無く、原理などを学んでる時間がとても長い。というか結局数学さえできればかなりの高得点を稼げるので一応国立大学を目指していた身としてはそんなに難しくもなく一部のとてつもなくレベルが低い人に合わせるために簡単なのである。

さて、そんなわけで基本的に授業を聞かずに内職をしている私であるが、そんな私にも唯一聞いている授業がある。それはいわゆる「情報」の授業である。別にオタク君だからとかそういうのではなく実学の香りがするのだ。当然ながら経済学は実学だけではなく根底的な原理を学ぶ必要があるのも事実だ。ただ、原理だけ学んでても何も面白くないし何に役立つのかがさっぱりわからないのだ。そのなかにあるパソコンの授業。ああ、なんと楽しいことではないか!やはり自分で手を動かし、自分のやりたいことに対して努力をするという行為はなんてたのしいのか!でもこの単位は必修ではないし、五限に存在するため取る人もあまり多くなく前期には3割程度いた女性も今はもう0人である。なんで揃いも揃って女性は授業をこんなにも切ってしまうのだろうか、電脳世界に女性が進出する日はまだ遠いのか。